2月22日(日)
二度目のミンダナオ島、ダバオである。
前の大統領、ドゥテルテの出身地として知られるようになった。


さて、フィリピンでは皆が知っている日本人名は、オータニではない、山下だ。
逆に多くの日本人にはあまり知られていない、マレーの虎、と呼ばれた人物というと
分かるかもしれない。
名前をパロディーにした番組があったからだ。
陸軍大将、山下奉文(ともゆき)
悲劇の将軍として知られる。
彼の最大の功績は、マレー半島からイギリス軍を撤退させ、シンガポールを
陥落したことである。
そののち、フィリピンに着任し、終戦を迎えるが、戦犯となり絞首刑となる。

その山下奉文が埋めたとされるのが埋蔵金だ。
フィリピンでは、ヤマシタトレジャーと呼ばれている。
戦後80年経つのにも関わらず、いまだに捜索活動は盛んに行われているのだ。
2024年10月のこと。
とある人物から依頼が来た。
「ヤマシタトレジャーを掘りたいので、手伝ってほしい」
埋まっている場所はわかっているので、掘る資金を出してほしいと、いうのだ。
衝撃であった、「今も探しているのだ」と。
その方は日本に住んでいるのだが、妻がフィリピン人でミンダナオ島の出身であった。
その妻の実家の敷地内に、ヤマシタトレジャーが埋まっているという。
その夫婦と会って、事情を聴き。
12月に現地へ飛んだ。
ダバオ空港から3時間あまり、某市がその現場であった。

こんな辺境地に日本軍がいたのであろうか、と思うような場所であった。
少年がやってきて、箱から赤い物体が開封された。
それは金属探知機であった。

地面をかざしながら歩くと、「ピー」と音を発する場所がある。
これが金属探知機の音が、と驚くと同時に、ここにあるという。
確かに、何か金属が埋まっているようだ。

しかし、こんな田舎に埋めるのだろうか。
私には、何の知識のないので、整合性がない。
その晩、「ここの隣でヤマシタトレジャーが出た」という店でご飯を食べた。
隣はガソリンスタンドである。
そのガソリンスタンドの建設中に金塊が入った箱が見つかり、
軍と警察が来て撤収して行ったのだという。
この店のオーナーが目撃したという。

翌日、マニラへ戻り、帰国した。
数週間後、電話があり、待ちきれないから自力で掘るという。
この話、続きます。

